2013年12月10日火曜日

橋上中学校に夢先生(ユメセン)が来ました。

12月10日(火) 橋上中学校で「夢先生」事業が行われ、
「夢先生」として元Jリーガーの安永 聡太郎さんがいらっしゃいました。

この事業はJFAこころのプロジェクトの一環で、サッカーのJリーグやなでしこリーグの選手やOB・OG、サッカー以外の種目の選手やOB・OGを「夢先生」として小中学校に派遣して、「夢を持つことの大切さや」「仲間と協力することの大切さ」などを伝えていくものです。
(くわしくお知りになりたい方は→http://www.yumesen.jp/

まず体育館で「ゲームの時間」がありました。橋上中学校の生徒だけでなく、橋上小学校の児童も参加して楽しくゲーム(鬼ごっこやだるまさんがころんだなど)が行われていました。




続いて、教室で安永さんから「夢」についてのお話がありました。
まず安永さん自身の子どもの頃の話から始まり、自分の夢をいかに叶えたのかということを、笑いも交えながら熱く語ってくださいました。
成功体験だけでなく、挫折したことや自分のよくなかった点も率直に話してくださり、生徒にとってもより身近に感じられたのではないかと思います。最後には、安永さんの今の「夢」も語っていただきました。(数年後、安永さんが夢を叶えられることを期待しています。)

安永さんの話されたこと
・仲間を大事にしたり、思いやったりすることが重要。相手を思いやった言葉を掛け合えば、絆が生まれ、協力し合えるようになる。そういう絆を大事にしてほしい。
・やるかやらないかは自分しだい。やり続けることが大事。
・夢を叶えるためには、まず小さな目標を設定しそれを達成していくこと。そうすれば夢に近づいていく。
・他人に夢を笑われても気にするな。夢を持っているなら努力し続ければいい。けっして、自分が夢から逃げてはいけない。


生徒の皆さんも、安永さんの話を熱心に聴きながら、自分の夢や目標について一生懸命考えている様子でした。
そして、自分の夢を語ってくれた生徒もいましたが、自分の夢を叶えられるようにがんばってほしいと思いました。

2013年12月5日木曜日

宿毛市小・中学校人権作文発表会 & みんなで語ろう!私たちの有芽(夢)大きく、志高く

12月4日(水)に
宿毛市小・中学校人権作文発表会が開かれました。

あわせて、高知県教育の日「志・とさ学びの日」連携行事である
みんなで語ろう!私たちの有芽(夢)大きく、志高く」も開かれました。

宿毛市小・中学校人権作文発表会では、
小学生5名、中学生5名の児童生徒の人権作文発表がありました。
発表者の皆さんは、日常生活の中で感じたことや考えたことを、人に伝えようときちんと整理されていました。
また、人権課題に対して、真剣に向かい合い克服していこうとしている姿勢がよく分かる発表でした。

多くの人の前で発表することは、とても緊張されたと思いますが、よく発表されていました。お疲れ様でした。



休憩の後、「みんなで語ろう!私たちの有芽(夢)大きく、志高く」と題した意見交換会では、
中学生4名が 「自分の夢」を発表した後、中澤卓史高知県教育長と竹島晶代高知県教育委員のお二方と意見交換をしました。

中学生の皆さんは、堂々と自分の夢を語っていて、質問を受けても礼儀正しくていねいに答えられていました。
そのように受け答えがきちんとできる姿を見て、すばらしいと思うとともに、将来有望な生徒さんたちだと感じました。

今後いろいろなことを経験したり学んだりしながら、語られていた夢を実現されることを期待しています。




今回の行事には宿毛市内の小中学生も発表や意見交換を聴きに来られていましたが、真剣に発表を聴くことができていてとてもよかったと思います。

2013年12月3日火曜日

第2回 中学校教科担当者会

11月に 中学校の5教科の担当者会が行われました。
以下で各教科の協議の様子をお伝えします。


国語(11月5日)
『走れメロス』の授業実践について情報交換や協議をしました。

各校より
・心情の変化を図式化して板書。
・描写や表現の面白さに着目した授業。
・あらすじはワークシートなどで大まかに押さえる。
・発問によって、メロスが走る意味を捉えさせる。

西部教育事務所 中屋指導主事よ
・文学作品は道徳的な授業になりやすいので、分析的に読むことが必要。
・場面ごとの詳しい指導ではなく、より思考させることを重視すべき。




社会(11月1日)
各校からの実践報告をもとに、「意欲を引き出すために」「思考を深めるために」の2点について協議をしました。

各校より
・パワーポイントで教材づくり(クイズや教材提示)
・思考を深めるように発問に工夫
・日々の簡単な指導案(ねらい、発問、板書、授業反省など)の作成
・実物教材を使っての意欲を喚起
・入試に向けた5問テスト
・プリントにめあてをつける
・視聴覚教材を利用して意欲を喚起
・ノートの記述指導
・デジタル教科書の使用
意欲を引き出すために
・導入で実物教材や視聴覚資料を使うと効果的、ただ意欲を定着につなげる工夫が必要。
・電子黒板も有効だが、電子黒板を移動させることが困難。
思考を深めるために
・生徒は考えている。それを出させるためには雰囲気づくりが必要。
・今の中学生の情報収集力は長けているので、思考につなげられるとよい。
・生徒は否定されると発言しなくなるので、教師は生徒の考えを受け止める必要がある。

西部教育事務所 山本指導主事より
・資料活用の場面で資料を拡大することは、生徒の顔が上がるのでよい。
思考する場を設定し、つぶやきも含めて考えていることをどんどん出させる。




数学(11月11日)
「関数」の授業実践についての情報交換や協議をしました。

各校より
・じっくりと授業をしているが、定着が難しい。個人思考をした上で、班で意見交換をしているが、意見が出にくい面もある。
・1年の「比例」が定着していないと、2年以降につながらない。
・1、2年での積み上げができていないと感じる。3年で復習の時間を取る必要性がある。
・小学校との連携を図っているが、さらに連携をしていきたい。
・生徒が式やグラフ、表で表現したり説明できるように教師がコーディネートすべき。
・実験などの具体的作業から抽象思考へと移行できるように配慮している。
・他教科の分野(理科の加速度など)と関数の関連を話題に出したりしている。

西部教育事務所 宮﨑指導主事より
・授業の流れの中に「方法を説明しなさい」と入れて、思考をさせているのはよい。
・実験などをすることで、現象から関数関係を見出すことができて印象深いものになるが、時間がかかることもあり、たびたび実践することは難しいかもしれない。



理科(11月19日)
学習意欲を引き出す教材・資料についての情報交換や協議をしました。

各校より
・実験前後に実感体験ができるように配慮している。
・タブレットとTVを接続し、動画などを提示している。
・「科学の甲子園ジュニア」に参加した生徒は、理科への興味がアップした。
・iPhone や iPad で調べ学習をしたり、アプリを利用したりした。

西部教育事務所 宮本指導主事より
・テストには指導の結果があらわれる。結果を受けて、自身の指導を振り返ることも必要。
・興味付けと核心部分をどうつなげていくかが重要であり、最後には思考させなければならない。



英語(11月29日)
「書くこと」「意欲を引き出す教材」についての情報交換や協議をしました。

各校より
・授業の最初(5分~10分)にワーク問題のテストや単語テストを行っている。
・アンケートを取り、その結果を班ごとにまとめプレゼンテーションをした。
・自由に考えて書く活動を取り入れている。
・意欲を持たせる活動を取り入れると、進度が遅くなりがち。
・質問ジャンケンなどをしている。また、月ごとに質問プリントを作成して活動している。
・表現活動のプリントに「お助けワード」を付けてみたが、生徒が自主的に書こうとするようになった。
・スピーチは自分を表現できるし、評価してもらえるので、生徒は楽しいと感じている。
・書く活動では、[ I like animals so(but) ~ ] のように例文を提示し、「 ~ 」の部分を考えさせたりしている。
・教科での宿題は出していないが、自主学習で月200文を目標に書くように指導している。
・年間1800文を目標に家庭学習の課題を出している。単語をひたすら書くよりも、文章で書く方が効果が上がるように思う。

西部教育事務所 松本指導主事より
・各校に文科省作成のDVDが配布されているが、「書くこと」を題材にしたものもある。
・生徒に「何を身に付けさせるか」「どんな力をつけさせるか」という「単元ゴール」を教師が持っていなければいけない。
・活動は、単に意欲を持たせることだけを目的にするのではなく、単元ゴールや次時につながるように設定すべき。

2013年11月25日月曜日

不登校ワークショップ③

11月22日(金)
第3回不登校ワークショップが行われました。

今回のテーマは「別室登校の考え方~オセロをやる意味」です。

別室登校でできることは・・・

①先生との関係が深まり、安定する

②効果的な個別指導・学習サポートができる

③少人数コミュニティーの中でソーシャルスキルを獲得できる




また、別室でオセロ(遊び)をやることによって、人 対 物の2項関係から、
人 対 物 対 人の3項関係へ、そして人 対 人の二者関係の関係づくり
ができ、ソーシャルスキルを学ぶことや心的エネルギーを高めることができます。

実際に参加者で子ども・教師の役割を演じながらオセロをし、感じたことを全員で共有しあいました。

参加された先生方、お疲れさまでした。

次回は12月19日(木)に
『不登校と学習サポート~遅れていくのが心配なんです』
というテーマで行われます。


2013年11月22日金曜日

第33回幡多道徳教育研究大会

11月21日(木)咸陽小学校・宿毛中学校を会場に第33回幡多道徳教育研究大会が行われました。


小学校3年生『おばあさんときれいな歩道』の授業の様子です。
動作化をして主人公の気持ちを表現しています。


小学校4年生『「ありがとう」の言葉』の授業の様子です。
終末は「心のノート」を活用した映像を見て、しっとりと終わりました。


中学校1年生の『ゆずの村の村おこし』の授業の様子です。
丁寧な板書で学習の流れがよく分かるように工夫されています。


中学校3年生の『決勝へ!上村 愛子』の様子です。
落ち着いた雰囲気の中での授業でした。

全体会の様子です。『l心にのこる道徳教育を目指して』と題して
広島県竹原市立竹原西小学校教諭 高橋 倫子先生による講演がありました。

授業をされた先生方、会場校の先生方、お世話になりました。
本当にありがとうございました。

2013年11月20日水曜日

中学校区研究主任会

中学校区研究主任会が、各中学校区で行われています。

11月 7日(木)宿毛中学校区
11月12日(火)橋上中学校区
11月19日(火)小筑紫中学校区
11月26日(火)東中学校区
12月 2日(月)片島中学校区

で行われます。

『基礎学力の向上』というテーマで、学力調査の結果や
各学校の学力向上にむけての取り組みや成果と課題等
について話し合いをしています。

また、小中でできる連携についても話し合いをしています。
小学校の先生が中学校へ、中学校の先生が小学校へ授業を
参観して、授業や子どもたちの 様子などを知ることも、これから
できる連携だと確認した校区もあります。

中学校区の研究主任会は今回のみですが、実りある会にしていきたいと思っています。

2013年10月25日金曜日

第3回宿毛市小中学校不登校指導担当者会

10月22日(火)宿毛文教センターにて不登校指導担当者会が行われました。

今回は各学校より現状報告を行ってもらい、その後意見交換を行いました。

昨年度から今年度にかけて、別室登校をしていた児童生徒が教室復帰することが
できた例がいくつか報告され、《別室登校から教室へのつなげ方》として全体で協議しました。

協議の中で見えてきたことは・・・


☆学校の対応

担任あるいは担当者まかせにしない。だれが、いつ、どう動くか話し合い支援の方向を決める。学校全体で関わる。(学校全体で関わってくれているということが保護者の安心感にもつながる)

☆保護者との関わり

保護者の悩みや苦しみを聞き、気持ちによりそい、一緒に考えていく。保護者の意識が変われば子どもも変化してくる

☆周りの子どもたちとのかかわり

            学級とのかかわりを絶たない。学級の友だちが、給食を別室で一緒に食べるなどできるところからはじめる。教室に入ることができた時は、過度に周りが反応するのではなく、さりげなく声をかけるなどする。


以上の3点が大切なのではないかと感じました。

すべて当たり前のことなのですが、当たり前のことを続けて行うことがとても大事なのではないかと思います。


会の後半は、宿毛市教育研究所から1回目hyper-QUに関する研究報告を行いました。

2013年10月23日水曜日

第10回新聞感想文コンクール(低学年の部)で最優秀賞!!

第10回新聞感想文コンクールの

小学生の部(低学年)で 保木 いづみ さん (沖の島小学校2年生)が 最優秀賞 に選ばれました。

おめでとうございます手。拍手 の画像

また、

優秀
小学生の部(中学年)で 松本 みなみ さん(松田川小学校4年生) 

優良
小学生の部(高学年)で 寺田 花 さん(宿毛小学校6年生)、竹松 和加葉 さん(松田川小6年生)、
中学校の部で 筒井 咲良 さん(片島中学校2年生)が選ばれました。

おめでとうございます。手。拍手 の画像

保木いづみさんの新聞感想文です。    







新聞感想文コンクールの表彰式の様子(平成25年10月20日)  






2013年10月21日月曜日

不登校ワークショップ②が行われました。

10月18日(金) 「チーム支援の絶対条件」をテーマに第2回不登校ワークショップが開かれました。講師の松井浩之先生も「多いですねぇ」と驚かれていましたが、17名の参加者で行われました。

講師(松井浩之 先生)より

・9月、10月は 運動会や体育祭という大きな行事の後でもあり、中学校では部活動の大会も多い時期で キモイ・ウザイ・死ねなどの『言葉の荒れ』が見られることも多い。そのことを教師が意識するだけで立場が弱い子やおとなしい子を救うことができる。

・チームとは、目標を明確にしてそれを達成しようと相互にサポートする関係である。

・チーム支援では、協議等の時間が限られているため、あれもこれもといったことはできない。
だから、目的を以下のように3次に分け、2次を中心に進めることでロスを減らすことができる。
 1次( 不登校等の未然防止 
 2次( 気になる生徒への対応
 3次( 長期欠席の生徒への対応 )…ケース会議で行う

・チームが機能する条件
 ①目的を明確にして共有する。
 ②自立している。→責任・役割を果たせる。  
    依存(私はできない。あの人とは違う など)が起きると前に進まなくなる。
 ③Win-Win を意識して取り組む。
      ↓
  チームが機能すると 相乗効果(シナジー) を生み出すことができる。

・チームの中でお互いに 「自分たちの問題なんだ」 と考える 自立的理解 が必要。

・目的を明確にし、目標を定め、イメージ化し自立的理解のもとに実行するチームが結果を作る。


松井先生のお話だけでなく、グループ演習も行いました。

 演習の内容
  丸、三角、四角、矢印など、大きさも色も形も様々な図形をいくつか描いたものを見ながら、その図形を見ることができない人に言葉だけで同じ図形を描けるように説明する。

参加されていた先生方は、和気あいあいと楽しく活発に演習されていました。


 今回、多くの先生方に積極的に参加していただき、充実したワークショップとなりました。ありがとうございました。

次回は11月22日(金)午後4時20分から、宿毛小学校に会場をお借りして行う予定になっています。

自分自身の実践を振り返りながら、すぐに日常の実践に生かすことのできる内容となっていますので、たくさんの先生方に参加していただけたらと思います。

2013年10月7日月曜日

宿毛市教育研究会(社会科教育研究会)で研修しました

10/4(金)に宿毛市教育研究会の研修が行われました。

私は、社会科教育研究会に参加し、「直七の生産と流通」について研修しました。

まず、流通経路等についてお話を聞きました。

・全国に販売網を持つ商社やスーパー系列、百貨店などと取引している。

・商品力には自信があるので、生産量が増えればもっと流通するだろう。

・今後は、より大きな工場を建設し、生産規模を拡大したい。

ということを熱心に語ってくださいました。


次に、直七の栽培園を訪れました。この栽培園(4万坪)だけでも8,000本の木があるそうです。

・直七は他のかんきつ類と違い、北向き斜面での栽培に適している。

・1本の木から、100kgぐらいとれるようになる。

・ゆずの搾汁率が18%程度、直七の搾汁率が30~40%とゆずに比べて、より搾汁できる。


・安全性の観点から農薬は極力控えるようにし、基準以上の農薬を使った場合は、搾汁に使わないようにする。

・現在の収穫量は150t、将来的には現在の数倍になると考えられる。


最後に、搾汁工場の見学をさせていただきました。
まだ直七の収穫をしていないので、機械は稼動していませんでした。

工場の搾汁機械は、高知県内で開発・製造されたもので、直七だけでなく他のかんきつ類の搾汁にも使用でき、今までの県外製造の機械よりも搾汁率が格段にアップしているとのことでした。


この研修を通じて、生産者の方々の「地域を活性化したい」「全国に宿毛の特産品を発信したい」という熱意がひしひしと伝わってきました。また、その思いが着実に実を結んできており、今後さらに伸びていくのだろうと感じました。


講師をしてくださった 三松さん、東さん、平岡さん ありがとうございました。

2013年9月2日月曜日

教育相談講座 兼 第2回不登校指導担当者会 

8月26日、平成25年度宿毛市教育相談講座が行われました。
今回は第2回不登校指導担当者会と兼ねて行いました。

今年度から宿毛市では小3~中3生を対象にhyper-QUを行っています。
昨年度まではQ-Uを行っていましたが、
hyper-QUでは、学級生活満足度にあわせて個々のソーシャルスキルをみることができます。

今回の教育相談では
『hyper-QUを生かしたあたたかい学級づくり』と題して、
高知県心の教育センター指導主事の西森先生と濵田先生をお招きし、
講義・演習を行っていただきました。


前半の講義では、hyper-QUとQ-Uの違い、
hyper-QUによるアセスメント(見立て)についてお話していただきました。
その中で、hyper-QUの結果に一喜一憂するのではなく、普段子どもたちの観察と
併せて、hyper-QUを活用していくことが大切だと分かりました。


後半の演習では、人間関係づくりのための手法(ソーシャルスキルトレーニング)を
実際に体験しながら学ぶことができました。

 
 


今回は、校長会の方でも協賛してしただき、参加してくださった先生方も多く
活気あふれる会となりました。
さっそく2学期からの学級経営に生かすことができるのではないでしょうか。

参加された先生方、どうもお疲れ様でした。

2013年8月23日金曜日

不登校ワークショップ①が行われました

8月21日(水)、第1回不登校ワークショップが行われました。

夏休みもあと少し、もうすぐ2学期が始まります。
そこで、今回のテーマは「続・黄金の3日間」。
時間も通常の70分から拡大して3時間のワークショップを行いました。

講師のスクールカウンセラー 松井先生より

1,支援を必要とする子どもたち
2,支援について
3,マズローの欲求階層説と居場所
4,コミュニケーションメンテナンス

という4つの内容をお話していただきました。

途中、「さいころトーキング」などの仲間づくりのための演習等を行いながら
終始和やかな雰囲気で、3時間という時間があっという間に過ぎていきました。


今回は、参加された方の人数が少なく、少し残念に思いました。
このワークショップでは、「不登校」に関することだけでなく、
児童生徒と、家庭と、そして教職員どうしがどうつながり、関わっていくか、
具体的なスキルをたくさん学ぶことができます。
自分自身の実践を振り返りながら、すぐに日常の実践に生かすことのできる内容と
なっています。
ぜひたくさんの先生方に参加していただけたらと思っています。

次回は10月18日(金)午後4時20分から、宿毛小学校に会場をお借りし
行う予定になっています。


2013年8月8日木曜日

宿毛市教育講演会が行われました。

/5(月)、宿毛市教育講演会が行われました。文部科学省教科調査官・国立教育政策研究所教育課程調査官の冨山 哲也先生をお迎えし『期待される言語活動の姿 いろいろ』と題してご講演いただきました。

 《講演のポイント》
☆学力の三要素(学校教育法より)…①知識・技能、②思考力・判断力・表現力、③主体的に取り組む態度
☆言語活動の充実はあくまでも、学力をつけるための「手段」であり、「目的」ではない。
☆言語活動の充実の2つの方向性…①全ての教育活動で ②各教科の目標実現のために
☆各教科の授業で言語活動を具体的にどう行っていくか。
☆各教科における評価のあり方はどのようなものか。
 
どのお話もたいへん具体的で分かりやすく、2学期からの授業にすぐに生かすことのできる内容だったと思います。
「言語活動=子どもたちに言葉の力を育てるために何か特別なことをしなくてはならない」と思っていたのですが、そうではなく、目指す子どもの姿・つけさせたい力について、児童生徒が言葉を用いながら主体的に身につけることを意図して設定する取り組みであること、今取り組んでいることに何か一つ工夫を加えてみることが大切なのだと思ったことでした。参加された先生方はいかがだったでしょうか。かまわない範囲で、講演会の感想等、教育研究所までお寄せいただけたらと思います。

2013年7月31日水曜日

情報教育夏期講習会が行われました。

7月29日(月)に情報教育夏期講習会が開かれました。

「パワーポイントで教材をつくってみましょう」というテーマで研修をしました。

参加された先生方は、集中して作業に取り組まれ、それぞれいろいろと試しながら教材を作りました。

作業後は、お互いの作ったものを見せあう時間も取りましたが、
「へぇー」「すごい」と感心しながら、互いの作品を見ることができていました。中には、「それどうやってやるの?」と作業の仕方について質問をし合ったりもしていました。

また、パソコンの操作に堪能な先生には、指導役もしていただいたりして、お世話になりました。本当にありがとうございました。

2013年7月24日水曜日

宿毛市研究主任会

7月23日(火)に宿毛市研究主任会が開かれました。

まず、各校の研究主任の先生方に各校の課題や校内研での取り組みについて発表していただきました。

各校でも、夏休み中には校内研が行われると思いますが、他校の取り組みなども参考にされながら、研修を深めていただければと思います。


続いて、学力向上につながる学級経営―互いに認め合い高め合う学級経営―と題して、鹿嶋真弓高知大学准教授に講演していただきました。

鹿嶋先生ご自身の豊かな経験を踏まえながらお話していただきましたので、イメージが浮かびやすくとてもよく理解することができました。


 <講演で印象に残ったことば>

・学級経営がうまくいけば、学力は向上する。

 ・解決の方法を自分が知っていることに気づいていないだけ。

・教師が注意や指導をしても、行動が変容しないのであれば、方法を変えるべき。

・楽しい授業は当たり前(最低限)

・「知る」が「幸せ」につながる。

・トラブルを通して成長させる。

・互いに「すごい」と思える関係ができれば、相乗効果で互いに高めあっていく。


2時間にわたって、いろいろとお話していただきましたが、「もう2時間。まだまだ聴きたいのに…」と思えるほどあっという間に過ぎたように感じました。講演後にも「また、鹿嶋先生のお話を聴きたい」と言われていた先生もいらしたように、とても充実した講演でした。

鹿嶋先生ありがとうございました。

2013年7月12日金曜日

キャリア教育講演(大島小)

7月11日(木) 大島小で 加藤漠 高知県議会議員を招いて、キャリア教育の講演が行われました。

「思いは必ず実現する」というテーマで、加藤獏さんの小学校時代からの様子や社会人になってからの挫折の体験、政治に関わることになった経緯などを分かりやすく語られていました。

加藤さんの講演のポイント
 
 ・目標や夢、思いを持つ

 ・できると信じて行動する

 ・一生懸命の努力をする


5・6年生は、よく集中して聴くことができており、すすんで質問する姿も見られました。講演後に「加藤さんと同じようなことをしてみたい」と感想を述べていた児童もいました。児童たちにとっても将来や仕事について考えるいいきっかけになったことでしょう。

2013年7月10日水曜日

小中交流授業の様子から その2

7/10(水) 小筑紫中学校で、小中交流授業が行われました。



理科で「カメラの原理」について小筑紫小学校6年生が授業を受けました。

カメラの歴史に始まり、レンズを使って像を写す実験や針穴カメラを作って実際に確認していました。

児童は、自分で作った針穴カメラで風景が見えて、「すげぇ」とか「おおー」と歓声を上げていました。

「驚き」や「おもしろさ」を感じることで、より学びが深まり、意欲が向上するのだろうなとあらためて感じました。



梅雨明けし、暑い日が続いています。

体調に気をつけて、1学期を乗り切りましょう。

2013年7月9日火曜日

第34回宿毛市中学生弁論大会

7/9(火)に宿毛市中学生弁論大会が開かれましたので、中学生の皆さんの発表を聴かせてもらいました。

 11名の中学生が、それぞれの思いを込めて発表している姿を見て、
「がんばっているなぁ。」「内容もすばらしいなぁ」と感動したことです。






発表者以外にも、各中学校の生徒の皆さんが、発表に集中して聴いていたので、すばらしいと思ったことです。

 さらに開会前に会場入り口で会った生徒さんたちから元気な 「こんにちは」 という挨拶をしてもらってとても気持ちがよかったとともに、当たり前のようにそんな挨拶が出せる生徒さんがたくさんいてうれしかったです。