10/4(金)に宿毛市教育研究会の研修が行われました。
私は、社会科教育研究会に参加し、「直七の生産と流通」について研修しました。
まず、流通経路等についてお話を聞きました。
・全国に販売網を持つ商社やスーパー系列、百貨店などと取引している。
・商品力には自信があるので、生産量が増えればもっと流通するだろう。
・今後は、より大きな工場を建設し、生産規模を拡大したい。
ということを熱心に語ってくださいました。
次に、直七の栽培園を訪れました。この栽培園(4万坪)だけでも8,000本の木があるそうです。
・直七は他のかんきつ類と違い、北向き斜面での栽培に適している。
・1本の木から、100kgぐらいとれるようになる。
・ゆずの搾汁率が18%程度、直七の搾汁率が30~40%とゆずに比べて、より搾汁できる。
・安全性の観点から農薬は極力控えるようにし、基準以上の農薬を使った場合は、搾汁に使わないようにする。
・現在の収穫量は150t、将来的には現在の数倍になると考えられる。
最後に、搾汁工場の見学をさせていただきました。
まだ直七の収穫をしていないので、機械は稼動していませんでした。
工場の搾汁機械は、高知県内で開発・製造されたもので、直七だけでなく他のかんきつ類の搾汁にも使用でき、今までの県外製造の機械よりも搾汁率が格段にアップしているとのことでした。
この研修を通じて、生産者の方々の「地域を活性化したい」「全国に宿毛の特産品を発信したい」という熱意がひしひしと伝わってきました。また、その思いが着実に実を結んできており、今後さらに伸びていくのだろうと感じました。
講師をしてくださった 三松さん、東さん、平岡さん ありがとうございました。
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