10月18日(金) 「チーム支援の絶対条件」をテーマに第2回不登校ワークショップが開かれました。講師の松井浩之先生も「多いですねぇ」と驚かれていましたが、17名の参加者で行われました。
講師(松井浩之 先生)より
・9月、10月は 運動会や体育祭という大きな行事の後でもあり、中学校では部活動の大会も多い時期で キモイ・ウザイ・死ねなどの『言葉の荒れ』が見られることも多い。そのことを教師が意識するだけで立場が弱い子やおとなしい子を救うことができる。
・チームとは、目標を明確にしてそれを達成しようと相互にサポートする関係である。
・チーム支援では、協議等の時間が限られているため、あれもこれもといったことはできない。
だから、目的を以下のように3次に分け、2次を中心に進めることでロスを減らすことができる。
1次( 不登校等の未然防止 )
2次( 気になる生徒への対応 )
3次( 長期欠席の生徒への対応 )…ケース会議で行う
・チームが機能する条件
①目的を明確にして共有する。
②自立している。→責任・役割を果たせる。
依存(私はできない。あの人とは違う など)が起きると前に進まなくなる。
③Win-Win を意識して取り組む。
↓
チームが機能すると 相乗効果(シナジー) を生み出すことができる。
・チームの中でお互いに 「自分たちの問題なんだ」 と考える 自立的理解 が必要。
・目的を明確にし、目標を定め、イメージ化し自立的理解のもとに実行するチームが結果を作る。
松井先生のお話だけでなく、グループ演習も行いました。
演習の内容
丸、三角、四角、矢印など、大きさも色も形も様々な図形をいくつか描いたものを見ながら、その図形を見ることができない人に言葉だけで同じ図形を描けるように説明する。
参加されていた先生方は、和気あいあいと楽しく活発に演習されていました。
今回、多くの先生方に積極的に参加していただき、充実したワークショップとなりました。ありがとうございました。
次回は11月22日(金)午後4時20分から、宿毛小学校に会場をお借りして行う予定になっています。
自分自身の実践を振り返りながら、すぐに日常の実践に生かすことのできる内容となっていますので、たくさんの先生方に参加していただけたらと思います。
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