2014年5月29日木曜日

第1回 中学校教科担当者会(数学)

5/27(火)に第1回中学校教科担当者会(数学)が開かれました。

 今年度初めての教科担当者会ということで、平成25年度の高知県学力定着状況調査の資料をもとに宿毛市全体の傾向を確認し、それに基づいて各校で取り組んでいく内容等について協議が進められました。

 その後、西部教育事務所の宮﨑指導主事から助言をいただきました。
【助言の要旨】
 ・公立高校の入試結果を見ると、二極化が進んでいる。
 
 ・平成27年度入試から、3月の試験となるため、出題範囲も広がると考えられる。

 ・生徒がつまづいている所がどこなのかを把握し、支援していく必要がある。

 ・これからの仕事は、課題対応能力やキャリアプランニング能力が必要な仕
 事が増えると予測されることから、そのような力を付けるための視点を持った
 指導が必要と考えられる。

 ・学習指導要領を参照し、つけたい力を確認しながら指導することが必要。



入試の事も話題に上りましたが、平成26年度の公立高校入試の分析が高知県教育委員会高等学校課のホームページにアップされていますので、指導の参考にしてみてはいかがでしょうか。


これから他教科の教科担当者会も開かれますが、よろしくお願いいたします。


2014年5月28日水曜日

宿毛市教育研究会 第1回研修 (社会科教育研究会)

5月23日(金)に 第1回目の宿毛市教育研究会研修が行われました。

社会科教育研究会では、

「宿毛の防災への取り組み(地震と津波)」というテーマで研修しました。


前半は、宿毛市危機管理課の大串一生さんの講話をお聴きしました。

  【講話のポイント】
・南海トラフ地震のゆれは、東日本大震災時よりも大きいと想定されている。

・自分を守るために
 「落ちてこない・倒れてこない場所を探す」「まず頭を守る」   ことが重要。

 ・50cmの津波でも人は倒れる。
(津波の速さ = 陸上近くでは37㎞/h程度 =100m金メダルのボルトと同じくらい)

 ・ゆれたらまず逃げる
= 自分を守ることが他者を守ることにつながる
    
 ・正しい知識を持つことが大事であり、(大丈夫)などの思い込みは危険を招く。

 ・現在、宿毛市でも備蓄倉庫や避難道を整備しているところだが、一時避難場所には今のところ食べ物等は備蓄していない。

 ・「想定外」の事も含めて、想定しておくことが大事。

 
 

研修の後半は、一時避難場所の見学でした。

左の写真の備蓄倉庫は、標高20.5mの高さに位置しているそうです。
 
備蓄倉庫の中


太陽光パネルがついていて、
暗くなるとライトが点灯する。










備蓄倉庫には、簡易トイレなどの避難時に必要な物が備蓄されていました。
今年度中に、サバイバルシートを備蓄する予定だそうです。




将来必ず起こる南海地震に備えて、少しずつ整備されていると感じるとともに、
「命を守る」ために必要なことを考えたり、日常的に訓練をしていくことの必要性を改めて感じた研修になりました。

2014年5月21日水曜日

第1回 道徳教育推進委員会が開かれました。

5月20日(火) 第1回の道徳教育推進委員会が開かれました。


今年度はじめての道徳教育推進委員会ということもあり、

前半は組織と活動計画の確認と今年度の研究テーマの検討をしました。


後半は、具同小学校の徳弘純一校長先生を講師にお招きし、

「これからの道徳教育~質のよい学校ぐるみの道徳教育に向けて~」と

題した講話をしていただきました。

まず、『道徳教育の充実に関する懇談会』の報告 を 参照されながら、

道徳の教科化の動きやそれに伴う課題について解説していただきました。

続いて、文科省の赤堀博之 調査官の資料を参照され、

組織的に道徳教育を推進していくことの必要性についてお話いただきました。


講話の後半は、

演習を交えながら、「道徳教育の全体計画の見直し」「年間指導計画の見直し」

について、配慮すべきポイントを解説していただきました。


徳弘 校長先生の講話をお聴きし、組織的かつ計画的に道徳教育を推進して

いかなければならないことが、とてもよく分かりました。


第2回・第3回の道徳教育推進委員会は、2学期になります。

宿毛小学校と東中学校での研究授業となりますので、よろしくお願いします。