6/17(火)に第1回中学校教科担当者会(社会)が開かれました。
まず、今年度の取り組みを考えるにあたって、各校の担当者の先生方から以下のような意見を出していただきました。
・思考力をつける必要がある。さらに表現力も高めていく取り組みをどうすればよいかを考えていかなければならない。
・授業時数が(週3時間では)少なく、時間が足りない。家庭学習で、プリントなどの課題を出して、定着を図らないといけないと感じる。
・県版学テの設問に、資料の中から必要な情報を見つけ出し、思考させるものがあったが、そのような設問は難しい。
・知識的なことだけでなく、思考力をつける取り組みをしていかなければならない。
・(思考力の前段として)資料を読み取る力や知識をまずしっかりとつけなければいけない。知識に関しては、反復することである程度は定着する。
・思考力をつけさせるために、班での話し合い活動をしている。
・知識をまず固めることが大事。その上で、資料活用や思考力をつけることをめざす課題を提示し、力をつけていく取り組みを行っている。授業があった日の宿題として、ワークブックの問題を解かせることで知識の定着を図っている。授業では、知識と課題解決学習のバランスを考えながら行っている。
以上のような意見を参考に、今年度は「思考力・判断力・表現力をつけるための授業の工夫」について重点的に実践していくこととなりました。第2回の担当者会では、先進的な取り組みを行っている学校や授業を紹介したり、各校での実践資料を持ち寄り、情報交換をしたりしていく予定です。
続いて、西部教育事務所の段松指導主事より助言をいただきました。助言の要旨は以下の通りです。
・今、多くの情報の中から、必要な情報を取捨選択する力が求められている。
・教師が一方的に話しすぎる知識偏重の授業から、言語活動を充実させた授業に変えていく必要がある。別紙の資料を参考に、各自の授業を振り返ってみてほしい。
・つけなくてはいけない力は何かを意識することが大事。学習指導要領の解説をふまえて、つけたい力を明確化してほしい。
・(指導案作成について)まずは、教科の力をつけるのが基本である。その上で指導案の中にキャリア教育の視点を付け加えていくという流れで指導案を作成してみてはどうか。
次回の社会科担当者会は、11月の予定です。
また、よろしくお願いします。
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