2014年6月13日金曜日

第1回 中学校教科担当者会(英語)

6/10(火)に第1回中学校教科担当者会(英語)が開かれました。

まず、今年度の取り組みを考えるにあたって、各校の担当者の先生方から以下のような意見を出していただきました。


・「書くこと」が課題。表現に必要な「語彙力」が低いと感じる。
・語彙力については、語彙力のある生徒とない生徒の差が広がっていると感じる。語彙力をつけるために、朝学習等で単語学習をし、テストをしている。
・表現することへの抵抗感は少なくなっている。
・単語を正確につづることができない生徒がけっこういる。
・ローマ字でつまづいている生徒もいる。スモールステップで取り組む必要がある。
・毎日、宿題を課しているが、きちんとできている。
・書くことを重視して取り組んでいる。言ったことを書かないと身につかないため、授業の中で、多く書かせるようにしている。そのことで生徒のスピードが上がり、書くことに抵抗感も少なくなっている。
                    など

以上のような意見を参考に、今年度の取り組みとして、各校で「書くこと」を重点的に実践していくことになりました。また、語彙力を高める工夫を各校で考えてもらい、情報交換をしていくことも確認しました。


続いて、西部教育事務所の松本指導主事より助言をいただきました。主な内容は以下の通りです。
(高知県学力定着状況調査より)
・宿毛市の無答率は、県全体よりも低い。
・「発音できる(言える)」だけでなく「書くこと」を正確に指導していくことが必要。
 例えば、
 〇 単数と複数の整合性が取れていない解答も見られる。
  ( I read book. では単数なのか複数なのかが分からない)
 〇 つづりが不正確である。
 〇 代名詞の使い方
  ( I like his class very much. のような代名詞の使い方が理解できているか。)
 などのことをふまえて、指導してほしい。

(授業づくりについて)
・「単元でつけたい力」を明確化したり提示したりすることで、全国学力学習状況調査でも活用力が高くなる傾向が見られる。そのことから、「めあて」などを提示し、「ゴールイメージ」を生徒に持たせるように工夫しなければならない。
・CAN-DOリストを作成し、3年間で「やること」「できるようになること」をしっかりと押さえて欲しい。



担当者会の第2回は11月に開く予定です。各校で「書くこと」を中心に実践を重ねていただいたことをもとに情報交換をしていきますので、よろしくお願いします。


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