2014年10月17日金曜日

宿毛市・大月町小学校陸上記録会

10月15日(水)


さわやかな秋晴れの空の下、宿毛市総合運動公園陸上競技場で宿毛市・大月町小学校陸上記録会が行われました。


この記録会の1番最初の 100m走 だけ見させていただきましたが、どの児童も一生懸命走っていて、また、応援の児童も友だちに対して大きな声で応援していて、すがすがしさを感じました。

   

スタートラインに立った時の様子を見ていて感心したことが、放送で名前を呼ばれた際に、手をまっすぐあげて大きな声で返事をしていた児童が多かったことです。
これも各校の先生方の普段の指導の賜物だと感じました。


児童の皆さん、各校の先生方 お疲れ様でした。








2014年10月10日金曜日

第2回宿毛市道徳教育推進委員会が開かれました。

10月7日(火)宿毛小学校で第2回道徳教育推進委員会が開かれました。

第2回の今回は、小学校での公開授業ということで、宿毛小学校の1年生の授業を参観させていただきました。

題材は 『黄色いベンチ』(文科省発行『みんなの道徳』より)です。

小学1年生の児童は、とても素直で元気よく、発言したいという意欲が随所に見られました。

また、学習規律もしっかりとついていて、発言の際にも「○○さんと少し違っていて……」などの言葉を使いながら自分の考えを述べることができていて、普段からの取り組みの積み重ねがよく表れていると感じました。

さらに、ペアでの活動では、互いにあたたかい言葉かけができるなどいい雰囲気で活動できていて、見ているこちらもつい微笑んでしまいました。










授業後には、四万十市立蕨岡小学校の西岡公子校長先生から助言をいただくとともに、道徳の授業についての講話をしていただきました。
校長先生が、『黄色いベンチ』の授業を実際に行われていて、その中で工夫された点をいくつかお話してくださいました。



校長先生が、「道徳の時間を楽しんでいますか?」とお話されていましたが、この言葉を聴いて、
(そういえば、子どもたちと対話しながら、自分の思いや考えを伝え合うことは楽しかったなぁ)と過去の実践で感じたことを思い出しました。
そして、教師が、道徳の授業を楽しみながら実践していくことで、子どもたちへの伝わり方も違うのだろうと思いました。

道徳の授業は、教材研究や準備が大変なところもありますが、各校でも「楽しみながら」授業をしていくことができればいいですね。


第3回の道徳教育推進委員会は、東中学校での公開授業と研究協議になります。
11月10日(月) の 14:30からとなっていますので、よろしくお願いします。  

2014年10月7日火曜日

宿毛小学校で高知新聞の方を招いて講義が行われました。

10月2日(木)
宿毛小学校5年生を対象に、
高知新聞編集局NIE推進室の高本浩史さんが、
『こんな仕事だ 新聞社』と題してお話くださいました。

 

新聞ができるまでの流れを分かりやすくお話されていて、
児童たちもよく理解できていたようです。
宿毛小学校の5年生も高本さんのお話を聴きながら、
メモを取っていました。
中には、数ページにわたってメモを取った児童もいたようです。

高本さんのお話を元に流れを図式化してみました。



 

このお話のあと、「新聞づくり」の基本として、
記事の書き方などについて学びました。




高本さんのお話を聴いて、参考になることばかりで、「さすが文章を書くプロ」だと感じました。

自分で文章を書く際に、学んだことを生かしていきたいと思いました。

2014年8月26日火曜日

平成26年度宿毛市教育相談講座(および不登校指導担当者会)が開かれました。

8月12日(火)宿毛文教センターにおいて、
第2回不登校指導担当者会を兼ねて宿毛市教育相談講座が開かれました。

今年度は、高知大学准教授の 鹿嶋真弓先生 を講師にお迎えし、

『安心できる学級づくり -今までの取り組みにひと工夫-』と題した講義・演習をしていただきました。

講演では、まず「ことばが脳を支配する」体験を二人組で行いましたが、参加された先生方もにこやかに活動され、「ことば」の持つ力を実感されたようです。ちょっとしたエクササイズでしたが、

高知県内外の実践を紹介していただきました。

実践① 小学校での「学級目標づくり」や「学級力向上」の取り組み
      
実践② 卒業を間近に控えた中学校3年生の取り組み
     
  2つの実践に共通していること =「みんなでつくる」クラス



☆「子どもたちが安心できる学級とは」








☆承認感を高めるために
 ・何を承認するか? … 存在承認(あいさつする・名前を呼ぶ・うなずくなど)を
               前提として、「できていること」に注目して承認する。
 ・承認するために何が必要か? … 承認する機会をつくる(係活動などの責任
               を与えることで認められる機会が多くなる。)


☆学力の3要素
 ○基礎的・基本的知識    ○思考力・判断力・表現力    ○学習意欲

 知識や思考力は努力しだいで向上する。しかし学習意欲を向上させることは難しい。
                               ↓
 外発的動機づけ(他者からの賞罰など)よりも 内発的動機づけ (内面から起きる興味や関心)がより効果が上がりやすい。
   ↓
 「ビブリオバトル」が有効 (ビブリオバトルについては公式サイトで確認してみてください。)
  (この手法は教科でも応用できる。 例:社会科…戦国武将バトル、特産品バトルなど)
   ↓
 学習意欲だけでなく、コミュニケーション力やプレゼンテーション力も伸びることが期待できる。



以上の内容以外に、構成的グループエンカウンターのいくつかの活動を教えていただきました。



鹿嶋先生の実践を踏まえながらお話していただきましたので、イメージが浮かびやすくよく理解することができました。2時間の講演があっという間に感じられ、「もっと聴きたい」と思うほど、充実した内容でした。

鹿嶋先生ありがとうございました。

2014年8月11日月曜日

宿毛市教育講演会が開かれました。

 8月5日(火)に宿毛文教センターにおいて、宿毛市教育講演会が開かれました。
 
 今年度は、筑波大学人間系教授の藤田晃之先生 をお迎えし、

子どもたちに夢と志を育てるキャリア教育
 -キャリア教育の視点に立った授業づくりを中心として-

と題してご講演いただきました。


 講演内容
 
 ・キャリア教育とは何か

 ・今日、キャリア教育に期待されること
  -教育改革の動向に照らして-

 ・実践をどうするか?

 ・実践の更なる向上のために
  -①「目の前のこの子たち」をもっと意識しよう-

 ・実践の更なる向上のために
  -②地域・社会の力を借りるときにも目標を意識しよう-

 ・実践の更なる向上のために
  -③個々の実践(=キャリア教育の断片)をつなごう-

 ・まとめにかえて



キャリア教育の基礎的な事項についての確認から始まり、宿毛市の各校の実践をふまえてお話くださり、さらに今後宿毛市の取り組みが向上していくための方向性も示唆してくださいました。

穏やかな語り口で、かつ熱意をこめて具体的にお話くださったので、聴講された先生方から「分かりやすかった」「参考になった」と肯定的な評価を多数いただきました。



先生方にとって、大変有意義な時間となったのではないでしょうか。
2学期からの実践に生かしていただければと思います。





2014年7月10日木曜日

第35回 宿毛市中学生弁論大会

7/8(火)に宿毛市中学生弁論大会が開かれ、中学生の発表を聴かせていただきました。
 
 この弁論大会は、社会を明るくする運動の一環として、35回を重ねている伝統あるものです。
 今回は11名の発表者が、さまざまなテーマで自分の思いや考えを聴衆に一生懸命伝えようと発表していました。中には、内容をしっかりと覚え、前を向いて堂々と発表している発表者もいて、練習がきちんとなされているなぁと感じました。


 また、発表を聴きにきていた各中学校の生徒さんも、集中して聴けていましたし、壇上で発表者が礼をすると、返礼するなど礼儀の面でもきちんとした態度でとてもすばらしかったと思います。

発表者の皆さん、お疲れ様でした。

2014年7月8日火曜日

宿毛中学校 キャリア教育公開授業

7月3日 宿毛中学校でキャリア教育の公開授業が行われ、参観させていただきました。


 「仕事」を実体験しよう という題材で、先生を顧客に見立てて、班で旅行計画を作成し、プレゼンテーション(以下プレゼン)する内容でした。


 参観させていただいた授業は、各班からのプレゼンによって、どのプランを採用するかというコンペティションの形で行われました。




 
 評価表も配られていましたが、評価のポイント は以下の通りです。
  ・企画力…企画書の見やすさ、工夫、旅行内容、旅行の売りが明確
  ・発表力…発表の声、発表の工夫、発表の目線
  ・顧客である先生の好みの内容であるかどうか


各班からのプレゼンを聴き、計画書作成には2時間しか使えなかったにもかかわらず、どの班も一生懸命取り組んでいることがよく分かりました。


 また、他班のプレゼンに対しても、集中して聴こうとする姿勢がよく見られ、普段からの学習活動がきちんとできているのだろうという印象を受けました。

1位の班の表彰風景

 振り返り票に記入する時間も設けられていて、自分の取り組みを5段階評価し、感想を記入するようになっていましたが、どの生徒も真剣に考えながら振り返っていました。振り返りの後、何人かが「いい経験になった」「失敗した」「大変だった」などという感想を発表してくれました。


 最後に、『みらいスイッチ』を使いながら、担任の先生から職場体験につなげる言葉がかけられるなど、先を見通した形になっていました。



 公開授業を参観させていただき、いい表情で協力しながら活動されている生徒の姿を見ることができて、すばらしいなぁと感じたことです。
 宿毛中学校の先生方、お疲れ様でした。