社会科教育研究会では、
「宿毛の防災への取り組み(地震と津波)」というテーマで研修しました。
前半は、宿毛市危機管理課の大串一生さんの講話をお聴きしました。
【講話のポイント】
・南海トラフ地震のゆれは、東日本大震災時よりも大きいと想定されている。
・自分を守るために
「落ちてこない・倒れてこない場所を探す」「まず頭を守る」 ことが重要。
・50cmの津波でも人は倒れる。
(津波の速さ = 陸上近くでは37㎞/h程度 =100m金メダルのボルトと同じくらい)
・ゆれたらまず逃げる
= 自分を守ることが他者を守ることにつながる
・正しい知識を持つことが大事であり、(大丈夫)などの思い込みは危険を招く。
・現在、宿毛市でも備蓄倉庫や避難道を整備しているところだが、一時避難場所には今のところ食べ物等は備蓄していない。
・「想定外」の事も含めて、想定しておくことが大事。
研修の後半は、一時避難場所の見学でした。
左の写真の備蓄倉庫は、標高20.5mの高さに位置しているそうです。
備蓄倉庫の中 |
太陽光パネルがついていて、 暗くなるとライトが点灯する。 |
備蓄倉庫には、簡易トイレなどの避難時に必要な物が備蓄されていました。
今年度中に、サバイバルシートを備蓄する予定だそうです。
将来必ず起こる南海地震に備えて、少しずつ整備されていると感じるとともに、
「命を守る」ために必要なことを考えたり、日常的に訓練をしていくことの必要性を改めて感じた研修になりました。
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