今回は各学校より現状報告を行ってもらい、その後意見交換を行いました。
昨年度から今年度にかけて、別室登校をしていた児童生徒が教室復帰することが
できた例がいくつか報告され、《別室登校から教室へのつなげ方》として全体で協議しました。
協議の中で見えてきたことは・・・
担任あるいは担当者まかせにしない。だれが、いつ、どう動くか話し合い支援の方向を決める。学校全体で関わる。(学校全体で関わってくれているということが保護者の安心感にもつながる)
☆保護者との関わり
保護者の悩みや苦しみを聞き、気持ちによりそい、一緒に考えていく。保護者の意識が変われば子どもも変化してくる。
☆周りの子どもたちとのかかわり
学級とのかかわりを絶たない。学級の友だちが、給食を別室で一緒に食べるなどできるところからはじめる。教室に入ることができた時は、過度に周りが反応するのではなく、さりげなく声をかけるなどする。
以上の3点が大切なのではないかと感じました。
すべて当たり前のことなのですが、当たり前のことを続けて行うことがとても大事なのではないかと思います。
会の後半は、宿毛市教育研究所から1回目hyper-QUに関する研究報告を行いました。