研修の前半は、名城大学の曽山和彦先生の講演『学級づくりの基礎・基本~円滑な学級経営を支援するために~』をお聴きしました。
曽山先生の講演で特に印象に残ったのは、
★ソーシャルスキルや自尊感情をSST(ソーシャルスキルトレーニング)やSGE(構成的グループエンカウンター)を行いながら、育てていくことが必要。SSTは行動の教育なので、教えることが大事(山本五十六の「やってみて、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」のスタンスで)。SGEは感情の教育であり、気づかせて日常で強化していくことが目的なので、打ち上げ花火的に「やっておしまい」ではいけない。
★まず、ルールを確立し安心感のある集団をつくり(安全欲求達成の段階)、その後で関わりを重ねながら、本音で言い合える関係(リレーション)をつくっていく(承認欲求達成の段階)という流れが望ましい。
★「ソーシャルスキルを育む3つの言葉かけ」「自尊感情を育む3つの言葉かけ」について実践していくべき。
などですが、とにかく(なるほど!)とか(そうなんだ!)と思うことがいっぱいで、充実感を感じるとともに実践につなげたいという思いが自然と湧き出る内容でした。
くわしくは曽山先生の個人ホームページ
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/soyama/skillup/skillup.html にあります。(資料等は自由にダウンロードしてもかまわないそうです。)
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/soyama/skillup/skillup.html にあります。(資料等は自由にダウンロードしてもかまわないそうです。)
研修の後半は、『学級経営を意識した指導』について、個人で考えたり、グループで話し合いをしました。時間が若干少ないかなと思いましたが、他の教育研究所の先生方と意見を交流できて、有意義な時間になりました。
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